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関ヶ原の合戦 石田三成(西軍) 陣跡    

2015/03/29 石田三成陣跡

西軍最後は、もちろん西軍を挙兵し関ヶ原合戦の現場指揮者でもあった石田三成(いしだみつなりの)の陣跡。

2015/03/29 石田三成陣跡三成のことと関ヶ原の合戦の発端について書くとなると、とても長い文章になるので掻い摘んで説明すると、三成は豊臣秀吉に10代半ばで取り入られ、主に文治派として政治と財政を担当し豊臣政権を盛り立てました。秀吉に大変気に入られ五奉行の一人となり秀吉の側近として地位を築いていきました。ただ、戦の前線で体を張って戦っていた武断派の多くの武将と後方支援の三成ら文治派とはそりが合わず、文治派と武断派の対立は深刻なものとなっていきます。

合戦までの経緯は、秀吉の死後、天下取りに向けてやりたい放題だった徳川家康(五大老)が会津の上杉景勝(五大老)に対して上洛の命を出すもコレを拒否。コレに腹を立てた家康が景勝を征伐する為に武断派の武将を連れて北関東へ進軍(会津征伐)。家康に脅威を持っていた三成は、その隙に大坂で毛利輝元(五大老)を総大将として挙兵し、それに賛同した武将(主に文治派)たちが集まり西軍が結成されました。上杉家(主に直江兼続)と通じていた三成ら西軍は家康軍を挟み撃ちにするため東に進軍しました。

2015/03/29 石田三成陣跡一方、三成挙兵を下野小山(栃木県)で知った家康は、会津征伐に参加した武将を集め評定を開き、三成が挙兵したことを知らせ、西に引き返し西軍と戦うことを表明。文治派中心の西軍だったので、武断派中心の家康軍の武将の多くは家康に賛同し、東軍が結成されました(小山評定)。家康の次男の結城秀康と伊達政宗ら東北の武将を景勝対策として残して西へ引き返しました。

両軍が進軍する間、前哨戦等いろいろありましたが、慶長5年9月15日(1600年10月21日)に関ヶ原で対峙し天下分け目の合戦が始まったわけです。

2015/03/29 石田三成陣跡合戦当日、三成は西軍の一番北の笹尾山に陣を構え、6千人の兵で黒田・細川・田中・加藤軍と激しい戦いを繰り広げました。特に、大阪城から持ち出した大砲五門の効果は絶大で、人数的に不利だった西軍は互角以上の戦いをしました。
ただ、兵の士気の低さと疲弊が顕著化。更に島左近らの優秀な家臣が討ち死に。午後には小早川秀秋ら松尾山隊の寝返りで西軍は大崩れして大敗。三成は笹尾山の北にある伊吹山山系方面に逃走しました。

2015/03/08 六条河原合戦六日後、伊吹山に逃げた三成は伊吹山麓の洞穴に潜伏しているところを、田中吉政の家臣により捕まり、慶長5年10月1日(1600年11月6日)に京都の六条河原にて、小西行長、安国寺恵瓊らと共に斬首されました。

辞世の句は・・・
筑摩江や 芦間に灯す かがり火と ともに消えゆく 我が身なりけり

← 現在の六条河原付近


2015/03/29 石田三成陣跡2015/03/29 石田三成陣跡笹尾山は現在、国指定の史跡として保護されていて、麓には馬防柵が復元されて当時を雰囲気をかもし出しています。陣跡がある頂上は関ヶ原を一望できるる展望台と、合戦を音声で説明する装置が設置されています。訪れた日は雨で夕方だったので、訪れる人はあまりいませんでしたが、晴れた休日には多くの人が訪れます。

2015/03/29 石田三成陣跡ついでといってはアレだけど、明治43年に皇太子がこの陣跡を訪れたときの記念碑があります。明治の皇太子だから後の大正天皇の事かな。


天下を豊臣から奪う為、大老職の法度を破り、好き放題な振る舞いをし続けた家康に危機感を感じ、挙兵したことは豊臣恩顧の大名の鑑といえるよね。ただ、武断派にかなり嫌われていたのが致命傷。結局、関ヶ原の合戦は豊臣恩顧の大名同士の戦いみたいになってしまいました。

ドラマ等で何かと悪者役になってしまう石田三成だけど、豊臣を守る為に体を張ったところには好感が持てる。おいらには好きな武将の一人です。是非とも、石田三成が主役のドラマを作ってもらいたい、頼むよNHKさん。

関ヶ原合戦史跡地図


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テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術
タグ:関ヶ原の合戦 石田三成
  1.   2015/04/08(水) 23:44:49|
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